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TEL. 03-3262-9191

〒102-0074 東京都千代田区九段南1-6-12

内科|Internal MedicineHEADLINE

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当科の特徴

当院内科は一般的な内科疾患にはすべて対応する総合診療を行っています。
大きな病院の内科は専門がはっきり分かれていますが、当院の内科は診療科としてひとつになっています。現在8人の医師で診療を行っており、専門は消化器3人(佐々部、佐々木)、呼吸器2人(石渡、千葉)、内分泌・代謝科2人(蘆立、西谷)、循環器1人(白井)ですが、専門以外の症状でも対応いたします。

 “受診された方がより良い人生を送るお手伝いをしたい”これが我々スタッフの願いです。  診療は予約を優先していますので、内科外来、または地域連携室に電話して予約してから来院されることをお勧めします。予約されなくても診療いたしますが待ち時間が長くなる場合がありますのでご了承ください。

診療内容

総合診療科

原因のはっきりしない発熱や体重減少など、どの診療科を受診していいかわからない方は当科を受診してください。診療しながら必要があれば専門各科に相談あるいは紹介させていただきます。

糖尿病・内分泌代謝

当グループでは、糖尿病、脂質異常症(高脂血症)、高尿酸血症などの代謝疾患と、甲状腺疾患(バセドウ病、橋本病など)、副腎疾患(二次性高血圧など)といった内分泌疾患の診療に力を入れています。2006年より日本糖尿病学会認定教育施設の認定を受けており、現在、糖尿病専門医2名体制で診療を行っています。糖尿病については、外来糖尿病教室(栄養指導)、5日間の糖尿病教育入院、糖尿病週末教育入院(2泊3日)も行っています。

<主な対象疾患>

  1. 糖尿病

    糖尿病は、インスリンというホルモンの作用が不足して、慢性的に血中のブドウ糖濃度(血糖値)が高くなった状態です。血糖値が高い状態が続くと、大小さまざまな血管が障害され、多くの合併症を引き起こします。症状がないからといって放置すると、気づかないうちに合併症が進行してしまいますので、初期の段階からきちんと管理することが重要です。 治療は、食事・運動療法による生活改善が基本になりますが、十分な改善が見られない場合は、薬物療法を併用し血糖値を適正な範囲にコントロールします。近年、持効型インスリン製剤、インクレチン製剤、SGLT2阻害薬といった画期的な薬剤が次々と開発されていますので、専門医がそれぞれの患者様に適した薬剤を選択し治療を行います。また、当院では、栄養指導にも力を入れており、継続して栄養指導を受けていただくことで、血糖コントロール改善や減量も期待できます。

  2. 脂質異常症

    脂質異常症とは、コレステロール値、トリグリセライド(中性脂肪)値に異常を認める状態で、放置すると動脈硬化を生じやすく、心筋梗塞、脳梗塞といった命にかかわる重大な病気を引き起こします。生活改善、食事療法で改善がみられない場合は、薬物療法を併用し、LDLコレステロール、トリグリセライドを適切な値にコントロールするように治療を行っています。また、動脈硬化のチェックとして血管年齢検査(CAVI)、頚動脈エコー検査を適宜行っています。

  3. 高尿酸血症・痛風

    高尿酸血症とは、血液中に尿酸が多くなった状態です。尿酸塩(尿酸の結晶)が関節にたまると激しい痛みを伴う炎症発作、いわゆる「痛風」発作を起こすことがあります。痛風発作を起こさなくても、高尿酸血症を放置すると、尿路結石、腎障害、動脈硬化を引き起こすことが知られています。痛風発作を起こした場合、食事療法・節酒で尿酸値が低下しない場合は、薬物治療が必要です。 

  4. 内分泌疾患 

    内分泌疾患は、ホルモンを産生している臓器に生じる疾患群で、ホルモンの分泌異常により多彩な症状を引き起こします。甲状腺疾患、副甲状腺疾患、下垂体疾患、副腎疾患などがあります。 甲状腺疾患には、甲状腺機能亢進症(バセドウ病)、甲状腺機能低下症(橋本病)、亜急性甲状腺炎、甲状腺腫(良性)、甲状腺癌などがあります。当グループでは、バセドウ病、橋本病の診断と薬物治療、甲状腺腫の診断を中心に診療しています。 また、近年、副腎の異常によって起こる高血圧である原発性アルドステロン症(二次性高血圧)の頻度が従来考えられていたより多いことが報告されていますので、当グループでは原発性アルドステロン症の診断も積極的に行っています。
    (蘆立 恵子)


呼吸器

当科では呼吸器感染症、肺癌、気管支喘息、慢性閉塞性肺疾患(肺気腫および慢性気管支炎)、間質性肺炎、睡眠時無呼吸症候群など多彩な呼吸器疾患の診療をしています。

<主な対象疾患>

  1. 呼吸器感染症

    培養検査、血清学的検査、遺伝子検査により起炎菌の検索を行い、適切な治療薬を選択し治療を行うことを心がけています。また、インフルエンザワクチンや肺炎球菌ワクチンなどにより予防医学も行っています。

  2. 肺癌

    日本で最も死亡数が多い癌で、日本全体では年間7万1千人以上が亡くなられています。発見動機は健診での胸部異常陰影や血痰、咳など様々です。また、その種類や進行度、患者様の全身状態などもそれぞれ異なります。病理組織検査と病期を診断し、患者様それぞれのQOL(生活の質)を考慮して治療法を選択することを心がけています。

  3. 気管支喘息

    吸入ステロイドを中心とした治療により、入院を要する発作をおこす患者様は減少しています。希望者にはピークフォローメターを用いた自己管理をして頂いています。

    2週間以上続く咳を認めた場合、かぜなどの感染症だけでなく気管支喘息、咳喘息、逆流性食道炎、副鼻腔炎、アトピー性咳嗽などの疾患を考慮する必要があります。喘鳴を伴う咳、話しをすると出る咳、出始めると続く咳、胸やけを伴う咳など症状も様々です。咳でお困りの方はご相談ください。

  4. COPD(慢性閉塞性肺疾患:肺気腫、慢性気管支炎など)

    肺気腫、慢性気管支炎など肺胞や気管支の慢性炎症により気流閉塞がもたらされる疾患の総称です。その原因のほとんどがタバコの煙で、喫煙者はもちろん、非喫煙者も受動喫煙によりCOPDになります。
    COPDの患者様は年々増加していて日本国内では推定患者数530万人以上といわれ、死亡率も上昇傾向にあります。
    COPDは早期診断、早期治療がとても大切です。診断のために問診(喫煙歴)、胸部レントゲン、呼吸機能検査、動脈血ガス検査などが必要です。COPDの治療は、第一に禁煙です。治療薬はβ-2刺激薬(気管支拡張)、抗コリン薬(気管支収縮抑制、痰分泌抑制)、テオフィリン剤(気管支拡張、痰分泌抑制)、ステロイド剤(抗炎症、痰分泌抑制、気管浮腫の改善)などを組み合わせて行います。

    当科では包括的呼吸リハビリテーションを行っています。呼吸訓練だけでなく、疾患についての知識を学んで頂いています。さらに、COPDの患者様は呼吸に費やされるエネルギーが多いことから、栄養についての知識も身につけて頂いています。

  5. 間質性肺炎・肺線維症

    間質性肺炎、肺線維症は肺が線維化し固くなっていく疾患です。初期症状は軽い咳や階段、坂道での息切れなどです。その原因は膠原病、薬剤の副作用、好酸球性肺炎、過敏性肺炎、サルコイドーシスなど様々で、原因不明のものを特発性と診断されます。当科では経気管支肺生検、気管支肺胞洗浄などを行って病変を評価し、病態を把握することで治療法を検討しています。

  6. 睡眠時無呼吸症候群

    日本人の3〜4%に認められ、高血圧、脳梗塞、心筋梗塞の発症リスクになることが知られています。睡眠時の無呼吸、日中の傾眠傾向、肥満・高血圧などの症状のある患者様に対して簡易型モニター(夜間の血中酸素濃度、呼吸状態を測定)を行っています。簡易型モニターで診断ができない場合はさらに詳しい検査(ポリソノグラフィー)が必要になり、その際には東京医科歯科大学など連携施設を御紹介しています。
    重症例に対して持続型陽圧呼吸療法を行っています。鼻マスクから空気が一定圧送られることによって、睡眠中に喉の筋肉が弛緩することで喉が閉塞するのを防ぎます。

    平成29(2017)年6月より睡眠時無呼吸検査入院を開始いたしました。
    詳細はこちらよりご覧いただけます。


高血圧症の中に潜む原発性アルドステロン症

 高血圧症という病名を聞いたことがない方はほとんどいないと思いますが、実際に全国の高血圧性疾患の患者数は約900万人という膨大な数です(厚労省平成23年患者調査)。一口に高血圧症とはいっても、一つの疾患ではありません。最も一般的な本態性高血圧のほかに、血圧を上げてしまうホルモンが過剰に分泌されてしまう結果、高血圧になる疾患があります。具体的には原発性アルドステロン症、クッシング症候群、褐色細胞腫、腎血管性高血圧などです。これらは、単に血圧を上げる以外にも、さまざまな臓器障害を起こしやすかったり、糖尿病や脂質異常症などになりやすくなったり、長期的にさまざまな合併症を来たすことがわかっており、きちんと診断されることが大切です。特にこのうちの、原発性アルドステロン症は高血圧症の5〜10%を占めるといわれています。900万人の5〜10%というと45〜90万人という相当な数に上ります。しかし、このすべてがきちんと診断されているとは言いがたいでしょう。だれでも知っている高血圧症に比べ、原発性アルドステロン症など、病名すら聞いたことがない方は多いと思います。きちんと診断され、手術によって治療できる場合は、高血圧症が治る可能性もありますし、合併症である心血管障害や糖尿病になりやすさなどを取り除くことができます。

 原発性アルドステロン症は副腎という臓器からアルドステロンというホルモンが過剰に分泌されてしまう病気です。診断するためには、まず安静時採血といって30分横になっていただき、寝たまま採血する必要があります。立ったり歩いたりすることでホルモンの分泌量が変わってしまうことがあるからです。そして、その結果原発性アルドステロン症が疑わしい結果だと、次はカプトプリル負荷試験という検査をおこないます。カプトプリルというのは高血圧の治療薬の一種ですが、アルドステロンをつくる過程を阻害します。この薬を内服していただき、アルドステロンやその関連のホルモンの反応を見ます。

 その結果がさらに疑わしい場合、最終的には副腎静脈サンプリングといって、脚の付け根あたりから静脈にカテーテルという管をいれ、副腎のそばまで管をもっていき血液を採取する検査をします。この結果でだいたい本当に原発性アルドステロン症なのか、また原因が片側なのか両側なのかがわかります。片側なら手術でとってしまえば、原発性アルドステロン症は完治し、これによって起きている高血圧も治り、臓器障害を防ぐことができます。両側性の場合は内服薬による治療を継続することになります。

 当院では、近隣の大学病院などと協力し、積極的に原発性アルドステロン症の発見・治療をおこなっています。
(渡邉 貴子)

内科医師紹介

 名  前 佐々部正孝 
 役  職 副院長
 専門分野 内科・消化器・消化管
 所属学会 日本内科学会
日本消化器病学会
日本消化器内視鏡学会
日本消化器集団検診学会
日本人間ドック学会
 資  格 日本内科学会総合内科専門医
日本消化器病学会消化器病専門医
日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医・指導医
東京医科歯科大学臨床教授
日本人間ドック学会人間ドック認定医

 名  前 石渡庸夫
 役  職 呼吸器内科部長
 専門分野 肺癌・間質性肺疾患など
 所属学会 日本内科学会
日本呼吸器学会
日本肺癌学会
日本呼吸器内視鏡学会
日本アレルギー学会
 資  格 日本内科学会認定医
日本呼吸器学会専門医・指導医
東京医科歯科大学医学部臨床教授
日本アレルギー学会専門医

 名  前 白井隆則 
 役  職 医長
 専門分野 循環器
 所属学会 日本内科学会
日本循環器学会
日本ペーシング学会
日本人間ドック学会
 資  格 日本内科学会認定医・総合内科専門医・指導医
日本循環器学会専門医

 名  前 蘆立(アシダテ)恵子
 役  職 医長
 専門分野 糖尿病・脂質代謝
 所属学会 日本内科学会
日本糖尿病学会
日本動脈硬化学会
日本人間ドック学会
 資  格 日本内科学会総合内科専門医
日本糖尿病学会専門医・研修指導医
日本人間ドック学会人間ドック認定医
東京医科歯科大学医学部臨床講師

 名  前 西谷里枝
 役  職 医員
 専門分野 糖尿病
 所属学会 日本内科学会
日本糖尿病学会
日本内分泌学会
 資  格 内科認定医

 名  前 佐々木祐子
 役  職 医員
 専門分野  
 所属学会 日本内科学会
日本消化器病学会
日本消化器内視鏡学会
 資  格 内科認定医

バナースペース

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